牛道川の流れ

7月7日 久沢川  PM0:00〜PM5:00
昨晩の雨で、ようやく川の水が増えました。これで魚の動きが活発になってほしいですね。

ここ久沢川は、やや増水。ダムからの遡上物を期待するには、ちょうど良い水位です。先行者の餌釣り師(ミミズ餌を整理した跡があった)は、午前中に帰ったみたいで、釣り人は私だけ。最高の条件だと思ったのですが・・。

まず、バックウォーターから釣り始めましたが、一時間半ほどで、17cmイワナ1匹。う〜ん。ちょっと、おかしい。次に、ずっと上流に移動。ここでは一時間半で21〜22cmアマゴを3匹。これは、結構引いてくれました。先行者が、クモの巣を払ってくれたおかげもありますね。そして、もう一度下流(写真の所)へ移動。でも、う〜ん。やっぱり釣れませんでした。

さて、せっかくの好水況で釣れなかった現因がわかりません。あえて言うなら、気圧が低かったから。以前に読んだ記事で「天気が下り坂の時には、魚は下に沈む」と、言うのがありました。それって、気圧、下がりますよね。上流で釣れたのは、浅いポイントばかりで、魚は、沈みようがなかったから。また、釣れた魚のお腹は、ボコボコしてて、決して活性は低いとは思えません。その記事にも「ニンフに変えて大釣りした」とありました。
さあ、私のこの推察、どう思います?


  おまけ
今日の帰り道、伊勢川へ抜ける道路沿いの木の所々に、短冊がついてました。そういえば、今日は七夕。なかなかよろしいお遊びですね。以下は、その一部です(右下は、私のお祈り)。
この人達、次は、どこで、誰を楽しませてくれるのかな?

7月10日 大水

今朝の雨にはビックリしました。昨日の夕方には、全くそんな気配は無かったんですが、朝の川を見たらビックリ。たった一晩の雨で、長良川はご覧の出水。思わず3年前の9.15豪雨がよぎりましたが、どうにか、この程度で済んでくれました。また、被害を受けた方には、心よりお見舞い申し上げます。
今回の大雨は、私の釣行範囲を、ほとんどカバーしてくれました。郡上から庄川、九頭竜と、困ったモンです。 林谷のアマゴは元気かな?牛道のイワナは無事だったかな?でも、あちこちの林道、きっと、崩れてるだろうな。あ〜あ。 今後の釣行先、どうしよう。

写真は、お昼に白鳥町・赤瀬橋より撮影。この一時間後、私の立ってた橋の左岸より上流部が100m程に渡って崩れた(浸水は無し)。自然の力には、逆らえませんわ。

7月14日 牛道川  AM7:30〜AM11:30
まずは、お礼から。
大阪のNさん、広島のEさん、昨晩はビールの差し入れありがとう。また、今日の釣行後には、お昼ご飯までご馳走になってしまいました。こんな岐阜の山奥まで来てくれるだけでも嬉しいのに、これでは、私にとって至れり尽せり。どうも、申し訳ないばかりです。こんな事なら、毎週来てもらいたいですネ・・・? イエイエ、冗談です。本当に、ありがとうございました。

今回は、そのお二人さんとの牛道釣行です。
心配していた10日の出水の影響は、ここ牛道川では、さほど感じませんでした。川の土手等を見ると、相当増水した跡があるものの、さすがにこの牛道は、増水に強いですね。通行止めの看板は出てるものの、道も上流までは通れました(寒水越えは不明)。
さて、釣果のほうはと言えば、3人がかりで3匹。先行者が無くて、この貧果は、こちらには大水の影響が大でした。右の写真はNさんの釣った牛道にしては白い(でも、やっぱり黒い)イワナ。


その後昼食をご馳走になって、2人を見送った後、私は和良・ヲンボ谷へ(PM2:00〜4:00)。実は昨日も、この近くの土京川を釣ってます。このあたりは、10日の出水の影響は、全くありません。その日も、多分たいした増水にはなって無かったと思います。10日の雨は、ごく、局所的なものだったようですね。
ただし、ヲンボ谷はクモの巣だらけ。午前中に誰かが払ってくれてると思ったんだけど・・。人気の無い谷の欠点ですかね。ここではアマゴを2匹の、これまた貧果でした。 左の写真は、昨日の土京川の朱点のものすごく赤い?アマゴ。

さてさて、またまたその後(今日は、あちこち動きすぎた。その疲れが、あっという間にお尻に来てしまった・・。わかるかな〜?)今度は、九頭竜方面を見てきました。ところが・・。う〜ん。ここの状況はひどい。所々で土石流の跡があり、田茂谷のバックウォーターは、キャンプ場ごと、土砂で埋まってます。林谷入り口手前の斜面がドドッと崩れてて(土曜日まで通行止めだったのは、このためか)見るも無残。林谷の入り口には重機が置いてあって入っては行けません。この分じゃあ、私の愛する林谷も、タダでは済みませんな。いやはや、自然の力には、逆らえませんわ。

7月21日 庄川上流  AM11:30〜PM6:00
ここ庄川上流は、10日の大雨の影響も軽微です(ただ、小さな沢から石が流れ出てたり、多少川の土手がくずれてる)。これなら、尾上郷も、なんとかいけるかも・・。
ただし、先週からの雨のせいで結構な増水。本当はもっと上流へ行く予定だったのですが、道路にも水が流れてて、夕立でもあったりするとガケ崩れが恐いので今回は舗装道止まり。

釣果のほうは、ここでは23cmほどのアマゴとイワナを3匹。入渓して30分程でその3匹を釣ってからは、サッパリダメ。水が多いせいか、ポイントに偏りがありました。こんな時には、やっぱり緩い流れの所がヨイ。
その後、六厩川へ移動して22cmアマゴを1匹追加しました。ここのアマゴは、側線にそった朱点が特徴(すべてのアマゴというワケではないけど)。隣の森茂川のアマゴと似てますネ。いやいや、色白で美しいアマゴでした。

今日の釣果は、たった4匹だったけれど、それぞれプックリとしてて、なかなか良かったですよ。これも適度な増水のせいですね。
けど、川を歩くのがキツかったな。特に六厩川では、川原の全く無い区間を釣ったもんだから、ずっと川の中をジャブジャブと遡行。おまけに釣れそうなポイントが少ないもんだから、結構な距離を歩きました。次の日には、もう、太ももピリピリでした。

さて、ようやく梅雨明け。谷で飲むビールの、一番美味しい時となりました。私の、渓流釣りの楽しみの50%以上は、そのためにあります。どうぞ、暑い夏でありますように。

7月28日 猪洞川  AM11:30〜PM4:00
昨日の夕方、2時間ばかり九頭竜の上流を見てきました。
10日の大雨の為に、川底が半分ほど埋まってます。川の形も随分変わってて、見るも無残。なんだか、違う川を釣ってるみたいでした。でも、魚達は、けなげにも生きておりましたよ。この日、16〜20cmのアマゴとイワナが7匹釣れました。あの大水の中を、よくぞ耐え忍んでくれましたね。いやはや、魚達の生命力には驚かされます。

この写真は、ちょっとヘタ。本当は、もっとクソンボっぽい。今日は、猪洞川源流。水位は平水です。下界は暑くてたまらないけど、ここで飲むビールは最高においしいですね。
でも、さすがに夏の渓流の魚は、シビア。そこそこ反応はあるものの、なかなかフッキングしてくれません。魚達は、私の好きな落ち込みの肩では無く、白泡まわりから反応しました。きっと、彼等も暑いんでしょうね。
釣果は16〜22cmアマゴを5匹。写真はリリースサイズの14cm。このアマゴには朱点が全くありません(決してヤマメでは無い)。源流部では、時折、朱点の極端に少ないアマゴを釣ることがありますが、全く無いアマゴを釣ったのは初めてです。なんかクソンボ(アブラッパヤ)みたいで臭そう・・。

その後、下流部でボウズ。この時期は、やっぱり奥をつめたい!!